4台目のmp3プレイヤーにして始めてiPodを購入

それまで使っていたソニーのHMP-A1が壊れてしまったので今更ながらiPodなるものを購入。HMP-A1はバッテリーが壊れただけで再生は可能なので動画専用の予備機として予備役へ。

SONY HMP-A1 ハードディスクマルチプレーヤー

SONY HMP-A1 ハードディスクマルチプレーヤー

iPodとして選んだのは第5世代iPod60GBモデルっていうやつ。容量のわりに想像以上に小さくてスリムでこれは日本人受けするなーというのが第一印象。
液晶が小さいのでビデオ鑑賞向けではないのが残念だが、そこらへんは恐らくデザインとのトレードオフで削除した部分なんだろう。実際、あんまり電車の中でビデオを見てる人っていないし、そういうライフスタイルはまだ根付いていなさそうだからその判断はある意味正しい。
肝心の音質はイマイチ。ソニーの音に慣れすぎているせいかもしれないと思ったが、強調しすぎの低音と妙にこもった感じのする音質はあまり好みじゃない。GUIは美しいものの、iPodを特徴付けているこの丸いコントローラが使いにくいことこの上ない。さらにイヤホンにリモコンがつかないと買ってから気づいてびっくり。ボリュームを上げ下げするのにも本体を取り出していくつかの操作をしないといけないのはどうかと思う。スタイリッシュな本体をさりげなく取り出して軽やかに片手で操作っていうのをAppleは想定しているのだろうが、私はどうもその想定外の人間らしい。取り出すのが面倒くさくて(笑)。それからハードディスクの駆動音が大きい気も。音楽を聴いているときはどうってことはないが、最初手のひらの上で動かしたときに「ジ、ジー」という音がしたときはさすがに驚いた。
とまあさんざ文句言ったものの、iTunesとの相性は聞きしに勝る快適さ。PCに繋げただけでPCにあるmp3ファイルを全部取り込んでくれることに感激し、さらにCDを入れるだけでそれも取り込んでくれる便利さはそれまで使っていたソニーやクリエイティブのプレイヤーにはなかった手軽さでなるほどこれは圧倒的シェアを誇るのもうなずけるとしきりに感心してしまった。
見た目のおしゃれさとiTunesとの連携の妙がiPodiPodたらしめているのだとiPod発売4年にして初めて知ったのでした。
これで日本のどこかAVメーカーと共同で音作りの改良に勤しんでくれればさらに強力になるのだが。
●iPod classic 第5世代 60GB ホワイト●MA003J/A

●iPod classic 第5世代 60GB ホワイト●MA003J/A