まじしゃんず・あかでみい(9)

 
 
私の行動範囲にある本屋でファミ通文庫が置いてある店がないので読むのが遅くなってしまうのですよorz
まじしゃんず・あかでみい」完結。榊一郎の良いところのひとつに、きちんと物語を完結させるところがあると私は思うのだけど、今回のこれもその例に漏れずしっかりと完結させている。拓人と明人のラストバトルが少しあっけなくて消化不良な部分もあるけど、キリスト教に真正面から切り込んでみたり、多神教の世界観で一神教をどう表現するかに果敢に挑戦してみたり、ライトノベルではあまり見られないところに挑戦しているのも興味深い。
まじしゃんず・あかでみい」は完結だけど、「まじしゃんず」シリーズは続くらしいけど、あまり続けすぎてグダグダにならなければいいなとちょっと不安な部分も。