バイオニックコマンドー

バイオニック コマンドー - Xbox360

　
　
古き良きカルトゲー「ヒットラーの復活」。傑作との呼び声も多いこのゲームが20年ぶりに復活。しかしデキは……
アクションの数は多いのにそれをやる場所は限られていて、2〜3種類のアクションしか必要としないゲーム性、特にウリであるワイヤーアクションは直感的に操作することができず、ストレスがたまる。ステージ構成は適当きわまりなく、平坦な道が延々と続いたと思ったら見えない遠距離からの狙撃、微妙なワイヤーアクションを要求される。死んだらセーブポイントまで戻されるが、セーブポイントがまばらにしかなく、かなり遠距離戻される。水に入ると溺れてしまうのだが、水に入った時点で全く動けなくなるので偶然ワイヤーが届く場所がないと死ぬまでの数秒間、指をくわえてみているだけ。その水が非常に視認しづらく、歩いていると突然操作不能になりゲームオーバーになったこと数度（水たまりにハマって死んだらしい）。など、ゲームの根本的な部分で作りが非常に荒い。ストーリーが陳腐で説明不足なのは言わずもがな。
基本的なコンセプトは面白そうなのだから、もう少しレベルデザインをがんばってもらえれば見違えるほどいいゲームになったろうに、非常に残念。