任天堂のスキップ機能について少し考える

 任天堂はゲームソフトに初心者向けの「スキップ機能」を採り入れる。ゲームの途中で難局にぶつかり前に進めなくなった際に、その場面だけを飛ばして先へ行ける。何度も途中であきらめているうちにゲームから遠ざかってしまう消費者がいるのに配慮した。

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これって最初に聞いたときはコンピュータがプレイヤーに変わって操作してゲームクリアしてくれる機能だと思っていたんだけど、そうじゃなくて、そのステージを終わらせて次に進ませる機能みたいな感じだね。
コンピュータが操作を変わってくれる機能なら、見てて楽しいし、先に進みたい人は先に進めるし、コンピュータの解法を見てチャレンジしたくなった人はやればいいしで、なるほどな、さすが任天堂だと思ったんだけど、ステージを終わらせて先に進めるだけだと、普通その先のステージはそれ以上に難しいから結局最後までやらないことに代わりはないんじゃないかと思う。思いつく限り、最悪の機能だ。「ボタン押すだけ」と揶揄された「ファイナルファンタジー」を笑えないな、と。
まあ正直、この記事を読んだときの感覚は「スーパーマリオギャラクシー」「トワプリ」「スマブラ」をやったときの肩すかし感に似ていて、私の中の「任天堂もうゲーム作れない説」をさらに補強しちゃってるんだよなぁ。個人的にはこの説をぶっつぶして欲しいんだが……