灼眼のシャナ(21)

 
舞台は御崎市。これまでちりばめられていた伏線がパズルのピースのように次々とはまっていく様は気持ちいい。宿願とか、理念とか、世界のためとか、それぞれのキャラにはいろいろと小難しい感情もたくさんあったのだけど、最終的には好き嫌いという極個人的な感情がすべての決着をつけるという展開はこの壮大な物語の結末への序章として正しい選択なのでは。