Wolfenstein

Wolfenstein (輸入版:北米・アジア) - Xbox360

　
　
FPSの古典リメイク版。Wikipediaによると、「Wolfenstein 3D」が発売されたのは1992年とのことで、DOOMよりも古いFPSの直接の元祖だとか。プレイ時間20時間強。
操作性に関してはCall of Duty 4ライクになっており、最近のFPSに慣れている人なら違和感なくプレイできる。ただし、今風になっているのは操作性のみ。グラフィック、キャラクター、ストーリー、レベルデザイン、世界観のすべてにおいて古くさく、控えめに言っても15年前のゲームかと錯覚してしまうほど。実際、このゲームも今年発売だとは全く知らず、XBox360発売当初のゲームだと思っていたくらい古くさい。
ゲームバランスはかなりいい加減で、雑魚敵には負ける要素がほとんどないにもかかわらず、強化された敵に対しては全く知らないうちに殺される*1こともしばしば。理不尽な死に方に何度コントローラーを投げかけたことか。このゲームもオートセーブなのだが、敵との交戦中にもかかわらずオートセーブが強制的に行われるため、死ぬ直前でセーブしてしまったら目も当てられない。実際、詰みかけたこともある。
全体的に作りが荒く、「Wolfenstein」の名におんぶにだっこと言った印象。ゲームとして2009年の水準に全く達していない。これやるくらいならCoD4やった方がいい。マジで。

コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア - Xbox360

*1:不可視の足音もしない、しかも異常に堅く攻撃力も高い敵が何体も出てくる