ココロコネクト ヒトランダム

ココロコネクト ヒトランダム (ファミ通文庫)

ココロコネクト ヒトランダム (ファミ通文庫)

久々にライトノベルをイラスト買いした。個人的に、イラストを購入の判断材料にするのは悪くないと思う。いいイラストを描く人は編集部が売れて欲しいと思っている良質のライトノベルにつけるだろうから。実際「灼眼のシャナ」「とらドラ!」はそれで成功したし。
で、この「ココロコネクト ヒトランダム」は、所謂「部活もの」で、文研部と呼ばれる部活の男女5人が魂が入れ替わるというアクシデントを通じて様々な出来事に遭遇して悩み、成長していく物語。物語が始まってすぐ、まだ登場人物の名前と特徴も覚えていないのにいきなり入れ替わりがあって誰が誰だかわからなくなったり、登場人物の持つ悩みがワンパターンで大してひねりもなく解決してしまうことなどに不満。もう少し登場人物を増やすか、長編シリーズにして1巻1人の構成で各キャラの悩みをかなえていく構成にした方がより登場人物に感情移入できるだろう。しかし、原作者のポテンシャルの高さは感じた。この作者の次の作品が出たらチェックしたいところだが、覚えにくい名前だなあ(笑)
ところで、イラストがどうみても「けいおん!」なのは気のせいですか?